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知っとくさくら市

上司は明石、部下は甘粕 その人の名は漆原松吉

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月1日更新

「松吉伝」表紙

 日露戦争時に活躍した日本を代表するスパイ、明石元二郎が上司。関東大震災後の混乱に乗じて、社会主義者の大杉栄と妻・幼い甥の3名を殺害した「甘粕事件」の甘粕正彦が部下。日本近代史の渦中に、喜連川出身の漆原松吉(うるしばらまつきち)という人物がいました。

 現在も縁戚がさくら市に住む松吉本人は「わしの諜報活動を話せば日露戦の歴史が変わる。」としながらも「死ぬまで言わんと明石閣下と約束したんだ」として、多くを語らずに他界しました。その松吉の娘を母に持つ漫画家みなもと太郎氏が子どもの頃一緒に住んだ祖父の記憶や母の話をまとめた本が2014年1月に発刊されたマンガ「風雲児外外伝 松吉伝」です。

 伝聞としながらも、祖父漆原松吉の壮大な歴史を描いた「松吉伝」は氏家、喜連川両図書館で借りられます。司馬遼太郎の名著「坂の上の雲」の世界に、さくら市出身の人物が密かに絡んでいたことも分かり、とても興味深いです。