菜っ葉館サウンディング型市場調査の結果
掲載日 令和4年5月25日
更新日 令和5年1月17日
さくら市では、栃木県さくら市氏家地区農産物直売所「菜っ葉館」の市場性の有無の把握、今後の運営および魅力づくり等において、民間事業者の意向等を把握することを目的として、個別対話にエントリーされた事業者と対話を行いました。その結果を公表します。
1 サウンディング型市場調査の経過
- 令和3年12月20日(月曜日):調査実施の公表
- 令和4年1月25日(火曜日)~ 2月25日(金曜日):対話の申し込み受付
- 令和4年3月15日(火曜日):個別対話の実施
2 参加事業者
4社(直接参画意向事業者3社、間接参加意向事業者1社)
3 主な対話内容
参加事業者から菜っ葉館の今後の運営と魅力向上に関する意見、提案等をいただきました。
いただいた意見、提案等の概要は以下のとおりです。
※それぞれに独自の技術、創意工夫、ノウハウ等が含まれるものもありますので、公表は概要のみとさせていただきます。
(1)立地・アクセス・面積について
- 国道4号沿い、JR蒲須坂駅から近い、東北自動車道矢板ICからも近い。
- 国道から入りにくい、わかりづらい。(上り、下りどちらからも)
- 敷地が狭い。(建物、駐車場どちらも) 等
(2)現状の「菜っ葉館」について
- 雰囲気(あたたかい雰囲気)は良い。
- 品質(新鮮さ、美味しさ)と安さが強みと言える。
- 現状での問題点はあるが、可能性はある。(市場価値あり)
- 品数が少ない。よって、活気がないように見える。
- わざわざ寄る施設ではない。 等
(3)今後についての提案等
- 菜っ葉館だけでなく、周辺も活用したい。
- この場所を目的地として来てもらえるような施設にする。
- ドックラン施設等も寄ってもらうためには必要。
- 農福連携と菜っ葉館を絡める。(市内の農地等と連携する)
- さくら市の特徴を活かした、目玉商品を開発する。
- 周辺の観光地化を図り、菜っ葉館と連携する。
- インスタ映えするスポットをつくる。
- 軽食(キッチンカーも含め)の提供をできるようにする。
- 菜っ葉館を地域のアグリビジネス拠点に。
- 多くの車が集まっていると興味を示すので、十分な駐車場が必要。
- 参加型体験スペース(加工体験、いちご狩り他)との連携 。 等
4 今後について
今回の調査で、参加事業者4社からそれぞれ貴重な提案をいただきました。
今回の目的の一つ「市場性の有無の確認」については、条件がつけられる点もありましたが、概ね「市場性あり」との意見をいただきました。
今後は、この調査結果を踏まえて、次の段階に移行することになりますが、直接参画の意向を持つ3社ともに、「菜っ葉館」施設だけでなく、その周辺あるいはさくら市内の民地、さくら市内の団体等を利活用する提案がなされたため、その点に十分考慮し、早期に実現できるよう、検討、手続等を進めていくこととします。
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