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子宮頸がんについて

掲載日 令和4年10月7日 更新日 令和4年10月14日

予防方法は、定期的に検診を受けること

子宮頸がんは、性交渉の経験がある女性であれば、誰でも感染する可能性があります。

検診を受けることで、がんになる前に発見することができます。

定期的に子宮がん検診を受けましょう。

子宮にできるがんは2種類

「子宮」は赤ちゃんを育て、産むための器官です。子宮は、妊娠中に赤ちゃんが育つ部分(子宮体部)と、赤ちゃんを産む際に産道の一部となる部分(子宮頸部)に分けることができます。

子宮がんには、子宮の奥に発生する「子宮体がん」と子宮の入り口に発生する「子宮頸がん」の2種類があります。

子宮体がん

子宮体がんは40代から多くなり、50~60代で最も多くなります。

子宮頸がん

子宮頸がんは、20~30代の若い世代に増えています

子宮頸がんは、早期に発見できれば、命や子宮を守ることのできる病気ですが、発見が遅れると治療による後遺症などの影響がでることもあります。
後遺症による影響は、妊娠しにくくなる、便秘がちになる、むくみがちになるなど、生活の質(QOL)を下げてしまいます。

子宮頸がんの原因

子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)です。

HPVは主に性交渉により感染します。このウイルスは性交渉の経験がある女性であれば、誰でも感染したことがあると考えられているとてもありふれた存在です。

子宮頸がんの症状

子宮頸がんは、ある程度進行するまで症状があらわれません。

進行するに従って、異常なおりもの、月経以外の出血(不正出血)、性行為の際の出血、下腹部の痛みなどが現れてきます。

これらの症状がある方は、婦人科に早めにかかって診察をうけて下さい。

子宮頸がんの予防

子宮がん検診

定期的な子宮頸がん検診により、がんになる前の細胞や、治療可能な早期のがんを見つけることができます。

国では、20歳以上の女性に対して、2年に1回の子宮頸がん検診をすすめています。

一度でも性交症の経験がある方は、子宮がん検診を受けましょう。

HPVワクチン接種

HPVに感染する前であれば、HPVワクチン接種が予防法として有効です。

小学校6年生~高校1年生に相当する年齢の女子は無料で接種を受けられます。詳しくは子宮頸がん予防ワクチンのページをご覧ください。

子宮頸がんのQ&A

Q.HPV感染は、コンドームを使えば予防できるの?

A.コンドームによる予防は期待できません。HPVが外陰部や肛門など、コンドームでは守れないところにも感染することがあります。

Q.子宮頸がん検診はどこで受けられるの?

A.子宮頸がん検診は産婦人科で受けることができます。さくら市では、市の総合健診や個別医療機関で受けられます。産婦人科は妊娠や出産をきっかけにかかる診療科と思っている人も多いと思います。しかし、内科や外科と同じように、病気を予防したり治療するところでもあります。

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Q.子宮頸がん検診ってどんなことをするの?

A.実際に細胞を取って調べます。やわらかいヘラやブラシなどで、子宮の入り口をそっとこする程度です。痛み方には個人差がありますが、多くの人は強い痛みを感じないようです。1~2分程度で終了します。

Q.子宮頸がん検診っていくらかかるの?

A.さくら市では、20歳以上の方は自己負担700円です。年度内に21歳になる方は無料で検査できます。

関連リンク

Q.子宮頸がんで「異常なし」となったら、もう検診は受けなくてもいいの?

A.いいえ。子宮頸がん検診は定期的に受けることが大切です。子宮頸がんは、PHV感染から数年~数十年たってから発症します。一度の検診で異常がなくても、2年に1回は子宮頸がん検診を受けることが大切です。

Q.子宮頸がん検診で「要精密検査」と言われたら、どうしたらいいの?

A.「要精密検査」となったからといって、必ずがんとは限りません。まずは、担当する先生にしっかりと話を聞き、よく調べてもらうことが大切です。早期に発見できれば、治療も可能になります。

 


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