社会的自立に向けて対人関係の経験を積み重ねる必要がある方に対し、栃木県子ども若者・ひきこもり総合相談センター(通称「ポラリス☆とちぎ」)の訪問活動と連携して、きめ細やかな活動を行います。
社会的参加を回避し、6ケ月以上にわたって概ね家庭に留まり続けている状態のことです。
ポラリス☆とちぎが実施する養成研修を受け、登録をしているサポーターです。
対象者へのきめ細やかで継続的な訪問支援を行い、ひきこもり状態にある本人の自立を促進し、福祉の増進を図ることを目的に活動します。
ひきこもりの状態にある方
(注意)ひきこもりサポーターの訪問に同意している必要があります。
ひきこもりサポーターが訪問する対象者は、本人が家庭訪問を希望している方であり、対象者本人との対話が主になります。
まだ家庭以外の第三者と話す機会の少ないことが想定されるため、当事者に寄り添って気持ちを理解します。
ひきこもりサポーターが家庭訪問を繰り返すなかで、対象者に次の段階への希望が芽生えた場合、その希望(学習、ボランティアのような社会体験、就労など)の相談を受けます。
また、関係機関に繋いでいくための連携も視野に入れた相談支援をします。
対象者は、まだ外に出る機会が少なかったり、長期間ひきこもっていたことにより外に出られないことが想定されます。
このような場合、関係機関や本人の希望する場所へ同行することもあります。
家族の希望のみで家庭訪問を依頼することもあり、それが家庭訪問時に判明することがあります。
サポーターは対象者の希望により派遣することを原則としているため、対象者がサポーターの派遣を拒否している間は、訪問することができません。
しかし、家族が困難を抱えていることになりますので、家族の話をうかがった上で、ポラリス☆とちぎに繋ぎます。
ご本人やご家族からお話をうかがい、一緒に考えます。
窓口のほか、電話、メール、家庭訪問等でも相談を受け付けています。
必要に応じて適切な支援機関を紹介します。
1人で悩まず、まずはご相談ください。