「ナガミヒナゲシ」は外来の植物ですが、生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害等に係る特定外来生物の指定はされておらず、規制の対象にはなっていません。
しかし、一個体に100個程度の果実をつけ、一つの果実には1,600粒程度の種子が入っており、また、アレロパシー効果(他の植物の生育を阻害する成分を出す)を持つため、爆発的に広がる恐れが指摘されています。
高さ:30~50センチメートル程度
開花時期:5~6月
色:紅色またはオレンジ色
生育場所:日当たりが良いところを好みます。荒れ地や道路と側溝の隙間にも生えています。
原産地:地中海沿岸
観賞用に栽培することは制限されていません。
しかし、在来植物の保全を必要としている地域や増えると困る場所では、駆除する必要があります。