光化学スモッグは、「光化学オキシダント」が空中に留まり高濃度化し、大気中が白くもやがかかった状態になることをいいます。
「光化学オキシダント」は自動車や工場などから排出される窒素酸化物や揮発性有機化合物が太陽の紫外線を受けて、光化学反応することで生成します。
光化学スモッグが発生すると、目がチカチカする、頭痛がする、喉が痛いなどの症状を引き起こします。
光化学スモッグは、春から夏にかけて、日差しが強く、気温が高く、風が弱い日に発生しやすくなります。
微小粒子状物質(PM2.5)とは、大気中に浮遊する粒子のうち、大きさが2.5マイクロメートル(1マイクロメートル=1000分の1mm)以下の物質のことをいいます。
PM2.5は非常に小さいため、灰の奥深くまで入りやすく、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患への影響が懸念されています。
発生源は、自動車や工場(ボイラー、焼却炉等)の排ガス、火山灰や黄砂、土埃などがあります。
また、排ガスに含まれる窒素酸化物や硫黄酸化物、工場や森林等から排出される揮発性有機化合物等のガス状物質が、大気中で光やオゾンと反応して生成されます。
情報については、下記のページで公開しています。
栃木県では県内の光化学スモッグやpm2.5などの大気汚染状況を監視しています。
栃木県が発令する光化学スモッグ注意報、PM2.5注意喚起情報は、県防災メールで配信されます。