本市では、平成 18(2006)年に『さくら市男女共同参画計画』を策定し、以降、社会の変遷とともに計画の改定を重ね、男女共同参画社会の実現に向け取り組んできました。平成 29(2017)年2月には、さくら市男女共同参画都市を宣言し、市としての意識の醸成や普及啓発の新たな段階へと着実に歩みを進めてきました。しかしながら、性別による固定的な役割分担意識や社会通念・慣習が根強く残っており、様々な分野において女性の活躍推進・男女の家庭参画促進等がなかなか進まない状況にあります。また、配偶者やパートナーからの暴力被害(DV)の増加への対応、困難な問題を抱える女性への支援や多様な性への対応が必要となっています。このような動向を踏まえ、男女が個性と能力を十分に発揮しあらゆる分野に対等に参画できる男女共同参画社会の実現に向けた取組をより一層推進するための計画として「第5次さくら市男女共同参画計画」を策定するものです。