市はこれまで、市で管理する公共下水道及び農業集落排水の管路施設について、マンホール内の目視点検や管路施設内にテレビカメラを入れる調査を定期的に実施し、安全管理に努めてまいりました。
また、令和7年1月に、硫化水素の影響を受けやすく腐食の恐れがある箇所の下水道管を対象としてテレビカメラ調査を実施し、その結果、点検した管路に異常はなく安全性が確認されました。
※市で管理する下水道管は、口径800mmが最大です。
令和7年1月28日に埼玉県八潮市で発生した下水道管の破損が原因とされる道路陥没事故を受け、市の主要な下水道管延長約23.8kmにおいて、自主点検を実施しました。
点検内容としては、道路の路面に亀裂や大きな段差が無いか目視点検を行い、汚水が集まる箇所のマンホールを開け内部の状況を確認しました。
その結果、路面上に下水道管の不具合が原因となる段差などは見られず、下水道管に異常は無いことを確認いたしました。
現状では市の下水道管の安全状況について問題が無いと認識していますが、今後も各調査の結果や新しい知見などの情報収集をし、下水道管を含む施設の安全な管理に努めます。
点検状況(令和7年2月4日・2月5日)