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児童虐待を防ぐために

大切な子どもの未来のために

児童虐待に関する相談件数は増加しており、大切な子どもの命が奪われる悲しい事件も後を絶ちません。
市では、平成18年に「要保護児童対策地域協議会」を設置し、児童虐待の防止・早期対応に努めています。また、妊娠・出産・子育てに関する相談などを行っています。ひとりで悩まずに、安心してご相談ください。

児童虐待とは

子どもへの虐待とは、保護者によって子どもに加えられた行為で次のように分類されます。ほとんどのケースで重複して起こっています。

また、「しつけ」と称した「体罰」も児童虐待に含まれます。

体罰の例

 

子どもへの影響

次の症状が現れることがあります。

子どもにとって初めて持つ人間関係は、親子になります。虐待を受けている子どもは親との間に信頼関係を築くことができず、他人とのコミュニケーションもうまく築くことができなくなり、様々な問題行動を起こすこともあります。成長するにつれて、極度の自己嫌悪や自殺願望、アルコールや薬物依存に結びついたり、大人になって自分が虐待をするようになることもあります。

また、自分は虐待を受けていないが、きょうだいが虐待を受けているのを見ている・DV(ドメスティック  バイオレンス)を見ている場合も同じような傾向が見受けられます。

虐待をする親たちの背景には

など様々な問題を抱えています。
親を非難するだけではなく、周りの方々が子育ての大変さを共感し、家族を支えていくことが必要です。

子ども、保護者のSOS(虐待のサイン)

虐待を受けている子どもや虐待をしている保護者には、次のような兆候(サイン)があります。程度や頻度にもよりますが、子どもや保護者がSOSを発信しているのかもしれません。
もし、皆さんが気づいたら、市や児童相談所に相談してください。

子どものサイン

保護者のサイン

「虐待かな?」と思ったら

「虐待ではないかもしれないし」「これからの近所づきあいもあるし」と考えてしまい、虐待相談(通報)をすることをためらってしまいがちですが、相談が遅れるほど、その親子が苦しむ期間が長引きます。

周りの皆さんの一言が虐待を早期に発見し、その家庭を支援していくことにつながります。ためらわずに相談をしてください。

また、ご自身の虐待の相談も受け付けています。ひとりで悩まずに相談してください。

相談窓口

地域子育て支援センター

市では身近な相談機関として、市内6か所に地域子育て支援センターを設置しています。
地域子育て支援センターは「子育て中の家庭と地域の人たちとの交流」「お母さん同士の交流」「子ども同士の交流」の場です。
子育て相談や主に就学前親子を対象にした交流行事など様々な事業を行っています。「情報を交換したい」「育児に少し悩みがある」「少し疲れたな」と思ったら気軽にお近くのセンターまで足を運んでください。

保育園内に設置された地域子育て支援センターは、土曜日、日曜日、祝日、年末年始、保育園行事日に休館します。
児童センター内に設置された地域子育て支援センターは、第3日曜日、年末年始、センター行事日に休館します。

ご存知ですか?オレンジリボン運動

オレンジリボン運動は「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動です。オレンジリボンは「子ども虐待防止の活動に参加する」という意味や「子育てを温かく見守り、子育てをお手伝いする」という意志があることを示すマークです。
こども家庭センターでオレンジリボンをお配りしています。皆さんオレンジリボン運動にご賛同ください。

オレンジリボン

掲載日 令和6年5月17日
【このページについてのお問い合わせ先】
お問い合わせ先: こども家庭相談係
住所: 〒329-1312 栃木県さくら市櫻野1319番地3
電話: 028-616-3714

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