2024年1月に認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるようにと、「認知症基本法」が施行されました。
この法律は、認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支えあいながら共生する活力ある社会(=共生社会)の実現を推進しています。
地域で支え合っていくことが大切です。
誰もがなりうる認知症だから、正しい知識と適切な支援が大切です。
もの忘れ?認知症?と気になった方は、ぜひ認知症ハンドブックをご活用ください。
さくら市認知症ハンドブック~認知症ケアパス~(pdf 5.48 MB)
認知症は誰もがなりうるもので、現在「これを行えば絶対に認知症にならない」というものはありません。しかし、生活習慣の改善により発症のリスクを減らしたり、症状の進行を遅らせることができます。 毎日の暮らしの中で、できることから少しずつ始めてみましょう。
日常の暮らしの中で、認知症の始まりではないかと思われる言動を「認知症の人と家族の会」の会員の経験からまとめたものです。医学的な診断基準ではありませんが、暮らしの中で目安として参考にしてください。
人は誰でも加齢と共に脳が衰え、年相応の自然なもの忘れがみられるようになります。一方で、脳の病気やケガによるもの忘れもあります。認知症は誰もがなりうるもので、高齢社会の日本にとって今や誰もが関わる可能性のある身近な病気となりました。認知症はそのタイプによって早期であれば治療や進行を遅らせることができる可能性があります。もの忘れに関して一人で悩まずに、かかりつけ医や下記相談先へご相談ください。
相談窓口 |
連絡先 | 担当地域 |
---|---|---|
地域包括支援センター 而今 |
685-3294 |
喜連川全域 、押上 、長久保、蒲須坂 、松島 、箱森新田 、松山新田 |
地域包括支援センター エリム |
681-1150 |
上記地域を除く氏家地区 |
市役所 高齢課 |
681-1155 |
市内全域 |
国際医療福祉大学塩谷病院(矢板市富田77)
0287-44-1155
佐藤病院 (矢板市土屋18)
0287-43-0758
もの忘れ相談会では、専門職(精神保健福祉士等)が中心となり、皆さまからのもの忘れに関する様々な悩みや相談をお受けします。相談者は本人や家族、知人等、どなたでも構いません。参加は無料で、申し込み等も必要ありません。相談会開催日に図書館にお立ち寄りの際にはお気軽にご相談ください。
【会場】 偶数月 … 氏家図書館 (2階 会議室)
奇数月 … 喜連川図書館 (2階 視聴覚室)
【日程】 第3木曜日 午後2時 ~ 午後4時
オレンジカフェ(認知症カフェ)とは、認知症の人やその家族、医療や介護の専門職、地域の人など、誰もが気軽に参加できる「集いの場」です。参加者同士の交流で楽しい時間を過ごしたり、日頃の悩みを共有し合いながら認知症に理解のあるスタッフに相談もできます。
詳しくはこちらへ
はじめて認知症の人と向き合うとき、介護者にのしかかる戸惑いや不安、負担の大きさ…。
この10ヵ条は、これらに対応するための心構えとして「認知症の人と家族の会」が考えたものです。