近年、生命に危険を及ぼすほどの猛暑日が増えており、熱中症による健康被害が深刻な問題となっています。
国は、熱中症の危険度に応じて2種類のアラートを発表します。
熱中症警戒アラート:危険な暑さが予測される場合に発表されます。
熱中症特別警戒アラート:さらに深刻で、過去に例のない危険な暑さが予測される場合に発表されます。
これらのアラートは、命を守るための重要な情報です。発表された際は、外出を控えるなど、最大限の予防行動をお願いします。
「熱中症特別警戒アラート」 | 「熱中症警戒アラート」 | |
概要 | 気温が特に著しく高くなることにより、熱中症による重大な健康被害が生じるおそれがある場合に発表 | 気温が著しく高くなることにより、熱中症による健康被害が生じる可能性があると予測された際に発表 |
発表基準 | 県内観測地点(14地点)すべての地点で暑さ指数が35に達する場合 | 県内観測地点のいずれかで暑さ指数33に達する場合 |
周知方法 | 発表されましたら、さくら防災・行政メールによりお知らせいたします | 市からお知らせはしませんので、メディア、ニュース、環境省公式LINEなどからご確認ください |
不要不急の外出は避け、昼夜を問わずエアコン等を適切に使用しましょう。
屋外だけでなく、室内でも熱中症になる危険があります。室温をこまめに確認し、28℃以下を目安に保ちましょう。
のどが渇く前に、こまめに水分・塩分を補給しましょう。(目安:1日あたり1.2リットル)
多量に汗をかいた時は、経口補水液やスポーツドリンクが効果的です。
屋外・屋内を問わず、運動は原則中止または延期を検討してください。
高齢者、乳幼児、障がいのある方、持病のある方は熱中症になりやすい「熱中症弱者」です。 家族や地域で声をかけあい、安否を確認するなど、周りの方の体調にも気を配りましょう。
市は気候変動適応法に基づき、市民の皆様の避難先として冷房設備のある施設を「涼み処」として開放しています。 ご自宅にエアコンがない場合など、暑さをしのぐためにご活用ください。
令和7年4月23日から令和7年10月22日まで
アメリカで考案された気温とは異なる指数で、(1)湿度、(2)日射、(3)気温の3つを取り入れた指標です。
暑さ指数が35を超えると、過去に前例のない暑さとなり、熱中症救急搬送患者の大量発生を招き、医療の提供に支障が生じるような人の健康に重大な被害が生じる恐れがあります。
熱中症警戒アラートの発表状況については、気象庁の発表する様々な気象情報と同様に、ニュースや天気予報等の多くの手段で知ることができます。
また、「環境省熱中症予防情報サイト」で確認できるとともに、熱中症警戒アラートのメール配信サービス登録や環境省公式アカウントによるLINE友達追加により、発表された際に情報を受け取ることができますので、ぜひ、ご活用ください。
環境省LINEはこちらの二次元コードから追加できます。
熱中症特別警戒アラート発令時には、さくら市防災・行政メールでお知らせいたします。
暑さ指数(WBGT)は、市販の「暑さ指数計」で測ることができます。
夏季におけるイベントや人が集まる催し、職場等において、暑さ指数を計測することで、「暑さ」を見える化し、熱中症予防に役立てるため、暑さ指数計の活用を検討してください!!