当館について
概要
さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館-は、さくら市出身で日本美術院を中心に活躍した日本画家・荒井寛方の作品、さくら市にゆかりの詩人・野口雨情の作品を展示しています。また県内の現代美術作家の紹介や、さくら市の縄文時代から戦後の復興期までを時代の流れに沿って資料や模型などで紹介。鋸研究家・吉川金次コレクションの多種多様な鋸の展示も見どころです。
沿革
1988年 氏家町制100周年事業として計画
1993年 5月 「ミュージアム氏家」として開館
1995年 民家広場(民家・長屋門・板倉)を整備
2005年 3月 市町村合併により「さくら市」誕生、館の名称をさくら市ミュージアム−荒井寛方記念館−と改める
2011年 3月 東日本大震災により被災
2014年 6月 新館(収蔵庫・鋸展示室)を新築
2015年 3月 本館リニューアル。木造不動明王坐像収納庫新築
運営方針
先人が培ってきた郷土の歴史・文化の土壌を更に発展させ、生涯学習の街づくりに寄与するために地域の歴史・文化に関する資料を収集・保存する。また、これらの貴重な資料を後世に伝えるとともに、人々が交流し、新しい文化活動の拠点としての機能を発揮する。さらに、鬼怒川河川公園、勝山城跡、歴史・文化の森の整備により、新たな文化ゾーンの核となる活動を展開していく。
重点施策
- 郷土の歴史・文化の調査・研究に努め、その成果と展示活動・普及活動を通じて市の文化向上に寄与する。
- 企画展等の優れた学術・芸術に接する機会の拡充に努め、芸術文化に対する来館者の関心と理解の深化を図る。
- 文化交流事業の充実によって国内外に情報発信を行う。
- 施設、整備、資料の充実と整備。
特色
さくら市ミュージアム−荒井寛方記念館−は通常4つの展示構成からなる。このほか、企画展、巡回展等を開催している。また展示活動とは別にギャラリーコンサートや講演会、講座、体験学習、見学会等のほか小中学生を対象とした総合的な学習に対する支援活動を行っている。また芸術文化振興のため、市民等の美術工芸作品などの展示スペースとして市民ギャラリーを新設した。