【動画で見る】さくら市の無形民俗文化財
掲載日 令和3年12月20日
更新日 令和5年6月15日
さくら市では現在、市指定無形民俗文化財が2つあります。それらは脈々と人から人へ受け継がれ、今も地域で大切にされています。解説と貴重な記録動画を通してご紹介します。(無形文化財とは、演劇や音楽、工芸技術などの「形のない」文化的なもので、歴史上、芸術上非常に価値の高いものをいいます。)
野州田植唄・野州苗取唄 (やしゅうたうえうた・やしゅうなえとりうた)
【解説】 さくら市指定文化財。稲作の重要な作業である田植え時に唄われるのが田植唄、苗取り時に唄われるのが苗取唄です。元々は五穀豊穣を祈る神事歌でしたが、後に一日中腰をかがめて行う単調でつらい作業を紛らわせる労働歌として変化しました。そして戦後の高度成長期の機械化に伴い、失われ忘れさられようとしたものを、地元の民謡会が聞き取り調査や収集をして、保存継承しているものです。
代々岩戸神楽(だいだいいわとかぐら)
【解説】 さくら市指定文化財。柿木澤地区の若者によって、旧暦の9月19日に星の宮神社に奉納されていたものです。現在は舞手の不足から保存会の指導により、地元のさくら市立熟田小学校児童が10月中旬の日曜日に奉納しています。この神楽は塩谷町の風見神楽の流れをくんだ神田流、囃子は小松流を継承しています。
伝承された大正時代では全三十六座を舞っていましたが、現在は十座のみの奉納となっています。
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