このページの本文へ移動
トップさくら市ミュージアム文化財有形文化財> 神輿渡御図(みこしとぎょず)

神輿渡御図(みこしとぎょず)

掲載日 令和4年1月26日 更新日 令和4年3月12日

神輿渡御図の写真

1978年(昭和53)年6月2日 指定
さくら市喜連川
喜連川神社  蔵
1862年(文久2)年
91×240cm
牧野牧陵  筆

喜連川神社の天王祭は勇壮で、現在でも栃木県を代表する祭りの一つです。その喜連川神社の神輿が多人数に囲まれて、旗も踊るほど激しく練り歩く様を描いた牧野牧陵の代表作です。
しかし、この作品は、天王祭を描いたものではありません。1862(文久2)年8月に疫病(コレラ)がはやり、これを鎮めるために、8月4日から6日までの3日間、臨時の神輿の巡行を行いました。その後疫病は退散。それを感謝して、この絵馬を奉納したことが左上、大草鴻堆(医師・書家)や裏面の宮司の書によって分かります。
なお、裏面には多くの奉納者の名前も書かれています。


アクセス数
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
さくら市ミュージアム 荒井寛方記念館
住所:
〒329-1311 栃木県さくら市氏家1297番地
電話:
028-682-7123
FAX:
028-682-7854
(メールフォームが開きます)
このページについてのアンケートにご協力ください
このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?
このページにはどのようにしてたどり着きましたか?