「能で楽しむ中秋の名月」を開催しました
掲載日 令和7年10月10日
一流の能楽師によるお能の解説や実演により、お能の魅力を知っていただくための「能で楽しむ中秋の名月」を開催いたしました。
お能の舞台で演奏される笛の詳細な解説や、謡(うたい)の体験のほか、普段はみられない装束の着付けを実際に見せていただきました。最後には、中秋の名月にちなんだ演目である能「融」を鑑賞し、お能の深い世界へと引き込まれました。
開演前には、呈茶会も設けられ、明治時代に建てられた瀧澤家住宅で日本の伝統文化を感じられる一日となりました。
【来場者の感想(一部抜粋)】
- 今まで難しい・親しみづらいと思っていましたが、先生方の丁寧で分かりやすい解説で能に興味を持つことができました。装束を着る所を見ることができ、とても貴重な体験となりました。
- 日本文化の良さが実感できました。細やかな仕草、音に秘められた日本文化のすばらしさが心に迫りました。
- 日本的な茶席とコラボで能を演ずるのは、見る側にするととてもふさわしい組み合わせと思います。今日はゆっくりした気分でした。近くで拝見したせいか面の表情という次元を超えた不思議な世界に誘われた。能の深み、奥行きを更に体得できました。
栃木県指定文化財である瀧澤家住宅の趣ある空間の中で、日本の伝統芸能「能」の魅力を知っていただくためのプログラムです。700年近く前から日本で演じられてきた「能」の世界を能楽師が分かりやすく紹介します。
概要
日時
2025年10月6日(月曜日)午後4時30分開演 (午後6時終了予定)
※開演前に呈茶席があります。(詳細はこちら)
会場
栃木県指定文化財・瀧澤家住宅(客殿内)
さくら市櫻野1365
入場料
1,000円(呈茶席付)
定員
50名程度(事前申込制、先着順)
出演者
- シテ方観世流坂井音隆(重要無形文化財総合指定保持者)
- シテ方観世流坂井音晴(重要無形文化財総合指定保持者)
- 笛方一噌流成田寛人(重要無形文化財総合指定保持者)
- シテ方観世流小野栄二(宇都宮市在住)
- シテ方観世流藤田智子(さくら市在住)
- シテ方観世流赤羽奈那(宇都宮市在住)
プログラム
- 能の笛
- 仕舞「猩々(しょうじょう)」
- 謡(うたい)の体験
- 装束(しょうぞく)の解説
- 能「融(とおる)」(後半)
※内容は変更になる場合があります。
呈茶席(大日本茶道学会猪瀬仙明社中)
開演前に瀧澤家住宅の縁側で抹茶と和菓子を提供します。
申込時に希望時間をお選びください。
- 一席目:午後2時~
- 二席目:午後2時40分~
- 三席目:午後3時20分~
※各席約15名程度、所要時間40分
※抹茶を召し上がった後は、開演まで会場内でお過ごしいただけます。
会場アクセス
JR宇都宮線 氏家駅より徒歩15分
駐車場
瀧澤家住宅向かい側に駐車場がありますが、数に限りがありますので、氏家公民館駐車場(徒歩5分)をご利用ください。
このページについてのお問い合わせ先
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教育委員会 生涯学習課 文化振興係
住所:
〒329-1492 栃木県さくら市喜連川4420番地1
電話:
028-686-6621
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