再犯防止×地方創生シンポジウム~さくら市が描く地域の未来~を開催しました
令和7年6月28日土曜日午前10時から午後4時まで、氏家公民館において、「市制20周年記念再犯防止×地方創生シンポジウム」~さくら市が描く地域の未来~を開催しました。
当日は館内全体でイベント及び講演やパネルディスカッションを行い、280名の方が参加しました。
なお、社会を明るくする運動大臣メッセージ伝達式、大橋氏講演及びパネルディスカッションの様子は、さくら市公式YouTubeにて、7月末日まで公開しています。是非ご覧ください。
さくら市公式YouTube:市制20周年記念さくら市再犯防止×地方創生シンポジウム
イベント
刑務所作業製品の展示即売会や、喜連川少年院生の作品展示、道の駅きつれがわの野菜や果物販売(詰め放題も!)、ふれあいの郷のパンやお菓子販売がありました。宇都宮少年鑑別所職員による性格診断コーナーでは、自分の意外な結果が出て驚きの場面もありました。また、キッズコーナーでは、お面作りや折り紙、ぬりえなどのクラフトや、ちびっこ刑務官、ボッチャなど小さなお子様も楽しめました。
第75回社会を明るくする運動総理大臣メッセージ伝達式
昭和29年から始まったこの運動は、7月に強調月間を迎えます。塩谷保護区保護司会さくら支部、副支部長鈴木久美子(すずきくみこ)様より大臣メッセージが読み上げられ、市長へ伝達されました。
講演会
公益財団法人矯正協会理事長の大橋哲(おおはしさとる)様をお迎えして、「誰も取り残さない社会に向けた取り組みと再犯防止」をテーマに講演をいただきました。
令和7年6月から拘禁刑が施行され、刑務所内で作業することが罪の償いという考えが変わり、必要性を理解したうえで作業をするという考えになったことを、わかりやすく お話しいただきました。
パネルディスカッション
パネリストに喜連川社会復帰促進センター長小野寺巧(おのでらたくみ)様、喜連川少年院長大門貴彦(おおかどたかひこ)様、塩谷保護区保護司会さくら支部長内藤進(ないとうすすむ)様、さくら市更生保護女性会会長柴山泰子(しばやまたいこ)様、さくら市健康福祉部長山田智恵子(やまだちえこ)様から、各機関の取組を発表いただきました。
大橋哲様にアドバイザーをお願いし、「矯正施設も変わっていく。その取り組みを今回発表する場があり、地域の方にも知っていただいたことは意味のある事。」と講評をいただきました。