第103回企画展さくら市の歴史と文化 奇跡の渡辺清絵日記
第103回企画展さくら市の歴史と文化
奇跡の渡辺清絵日記
渡辺清絵日記は、熟田村(現さくら市)狹間田上組の一人の若者が明治時代から大正時代にかけて書き記した絵日記です。
文書や絵に書かれた内容は、本業である農業をはじめ、当時の生活がありのままに記されています。
日記が記された期間は少年期から成人後までと長期間にわたります。
清自身の成長のみならず、日本が近代化の道を歩んでいる姿を郷土の青年の視点から同時に見ることができる貴重な記録です。
その資料的価値から平成11年にさくら市文化財に指定されました。
本展では、渡辺清絵日記から広がる、現代とは異なるかつての時間の流れや素朴ながら心豊かであった営みをご紹介します。
そして、この記憶の遺産とも言える渡辺清絵日記を多くの方に知っていただき後世へと伝わる機会となれば幸いです。
会期 |
令和4年11月26日(土曜日)~令和5年1月9日(月曜日・祝日) |
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会場 |
さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館- (栃木県さくら市氏家1297) |
開館時間 |
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 |
毎週月曜日(祝日は開館)、第3火曜日、令和4年12月29日(木曜日)~令和5年1月3日(火曜日) |
観覧料 |
一般300(210)円、高校・大学生200(140)円、小・中学生100(70)円
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主催 |
さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館- |
「奇跡の渡辺清絵日記」関連事業
<講演会(1)>
演題:「渡辺清絵日記はなぜ”奇跡”なのか」
講師:中野英男氏
(元さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館-館長)
【日時】令和4年12月18日(日曜日)午後2時~
【場所】さくら市ミュージアム講座室
【定員】40名(事前予約制)
12月2日(金曜日)午前9時~予約開始
<講演会(2)>
演題:「現在(いま)と未来をつなぐもの-渡辺清絵日記に声をきく-」
講師:篠木れい子氏
(群馬県立女子大学名誉教授・元群馬県立土屋文明記念文学館館長)
【日時】令和5年1月8日(日曜日)午後2時~
【場所】さくら市ミュージアム講座室
【定員】40名(事前予約制)
12月13日(火曜日)午前9時~予約開始