不動明王坐像 青銅造(ふどうみょうおうざぞう せいどうぞう)
掲載日 令和4年1月26日
更新日 令和4年3月12日
1954年(昭和29)年9月7日 指定
さくら市氏家
光明寺 蔵
1759(宝暦9)年
341×279×209cm
戸室卯兵衛 作
奉取立建立
霊水山光明寺住持第十二世
権大僧都法印廣栄菩提
発願真詰院浄清菩提
施入志善男女菩提
當宿人馬志衆中現堂二世安穏
とき寶歴九己卯稔四月廿六日
鋳物師 宇都宮鉄砲町
戸室卯兵衛生年七十一歳
光明寺の境内、岩上に安置される青銅像の不動明王坐像です。丈六仏と言われる大きな仏像なため、奥州街道を1800分の1で描いた絵巻物『奥州道中分間延絵図』にも描かれています。
1759年(宝暦9)年、光明寺12代目住職廣栄の時に、鉄砲町(現宇都宮市)に住む宇都宮藩の御用鋳物師だった戸室卯兵衛が71歳の時に鋳造したものです。
平成19,20年と修理を行った時、火災光背の赤色が弁柄(酸化鉄)を使っていることや、鋳造技術が高く、部分ごとに鋳造して組み上げ、中が空洞でもしっかり支えていることが分かりました。また、欠損していた左足部の光背も復元しました。
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