残さず食べよう!『とちぎ食べきり15(いちご)運動』
まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」は、全国で年間約500万トン~800万トンもあると言われています。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(平成26年で年間約320万トン)を大きく上回る量です。
この「もったいない」状況を改善するために、宴会時等において『とちぎ食べきり15(いちご)運動』を始めてみませんか。
とちぎ食べきり15(いちご)運動とは…
栃木県での取り組みとして、宴会等の開始後・終了前15分は自席でおいしく料理をいただく「食べきり15(いちご)タイム」とし、食べ残し(食品ロス)を減らす運動です。
具体的な取り組み
飲食店等からの食品ロスのうち、約6割がお客さんの食べ残した料理です。宴会時等での食べ残しを減らすために、以下について取り組んでみましょう。
- 注文の際に適量を注文しましょう。
- 乾杯後15分間は席を立たず料理を楽しみましょう。
- お開き前15分間は自分の席に戻って再度料理を楽しみましょう。
歓送迎会や忘年会・新年会等、宴会時等の際には、ぜひ幹事さんから一言お声掛けいただき、参加者皆さんで取り組みにご協力ください。
【幹事さんのアナウンス例】
宴会開始前
ご出席の皆さんに栃木県が提唱しています『とちぎ食べきり15(いちご)運動』についてご案内します。
『とちぎ食べきり15(いちご)運動』とは、宴会時における食べ残しを減らす運動です。
乾杯後とお開き前の15分間は自席について料理を楽しみ、「もったいない」を心がけ、食品ロス削減の取り組みにご協力ください。
では、今から15分間を「はじめの15(いちご)タイム」とします。
それではお酌に回る前にゆっくり料理をお召し上がりください。
15分程度経ったあとに・・・
開会から15分が経ちました。
お酌に回る方はそろそろ回っていただいても結構ですが、(まだ料理も出ますので)時折、自分の席の料理も確認ください。
お開きの前にまた連絡します。
お開き15分前
皆さんにお知らせします。まもなくお開きの時間となりますので、「おわりの15(いちご)タイム」になります。
今一度自分の席に戻り、料理をお楽しみください。
美味しくいただいて、気持ちのいいお開きにしたいと思います。
(番外編)オードブルや大皿料理等に余りがある場合
大皿に料理が残っています。まだ余力のある方がいらっしゃいましたら、きれいに召し上がっていただければと思います。