高齢者の熱中症に注意してください
掲載日 令和5年8月1日
熱中症対策をしましょう!
高齢者は温度に対する感覚が弱くなるため、室内でも熱中症にかかりやすくなります。
通常、脳が暑いと判断すると、体は皮膚の血流量や汗の量を増やして、体内の熱を周囲に逃がそうとします。しかし、老化が進むとこれらの増加の開始が遅れ、体温上昇に伴う増加の割合も小さくなります。そのため、高齢者は若者に比べて体の熱を周囲に逃がす熱放散能力が低く、深部体温が上昇しやすくなります。
それ以外にも、高齢者は温度に対する感覚が弱くなって「暑い」と感じにくくなったり、体内の水分量が減少していたり、のどの渇きを感じにくくなったりすることで、熱中症にかかりやすくなっています。
高齢者は自分自身も、周囲にいる人も、熱中症に注意しましょう。
熱中症の症状とは
- めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状
- 「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状
- 体がぐったりし、力が入らない。吐き気やおう吐、頭痛など
- ふいてもふいても汗がでる、もしくはまったく汗をかいていない
- 体温が高くて皮ふを触るととても熱い、皮ふが赤く乾いているなどの症状
- 声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をしたりする
- 呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態
高齢者のための熱中症対策
- エアコンを上手に使いましょう
- のどが渇いていなくても、こまめに水分・塩分を補給しましょう
- 睡眠環境をしっかり整えて、ぐっすり眠りましょう
- 暑くて食欲が落ちますが、バランスの良い食事を心がけてしっかり食べましょう
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