さくら市国民健康保険データヘルス計画・特定健康診査等実施計画
データヘルス計画とは
本計画は、国民健康保険被保険者の健康増進を図ることを目的に、診療報酬明細書(レセプト)や特定検診の結果等の分析を基に、健康課題の明確化と重点的に取り組む課題を検討し、今後の保険事業をより効果的に推進するための計画です。
市では、「第二期データヘルス計画」の計画期間満了に伴い、その評価を踏まえて令和6年度から令和11年度までの6年間を計画期間とした「第3期さくら市国民健康保険データヘルス計画」を作成しました。
特定健康診査等実施計画とは
さくら市の国民健康保険では、平成20年度より「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、40歳以上75歳未満の国民健康保険加入者を対象に、糖尿病等の生活習慣病に着目した「特定健康診査」と、その結果必要な方に生活習慣改善のアドバイスを行う「特定保健指導」を実施し、生活習慣病の予防、早期発見、早期治療、重症化予防に取り組んできました。
生活習慣病の発症には、内臓脂肪の蓄積が関与しており、肥満に加え、高血糖、高血圧などが重複した場合には、虚血性心疾患、脳血管疾患などの発症リスクが高くなります。このため、被保険者一人ひとりが、継続的に健診を受け、適度な運動やバランスのとれた食生活の定着など生活習慣の改善を行うことにより、高血圧や糖尿病などの発症リスクの低減を図ることを目指します。
特定健康診査等実施計画は6年を1期として定めることとされており、令和5年度をもって第3期計画期間が終了することから、第4期(令和6年度~令和11年度)計画を策定しました。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは
糖尿病などの生活習慣病は、それぞれの病気が別々に進行するのではなく、おなかのまわりの内臓に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満が大きくかかわるものであることが分かってきました。内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態を、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。