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さくら市認知症ハンドブック〜認知症ケアパス〜

掲載日 令和6年4月12日 更新日 令和6年4月15日

2024年1月に認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるようにと、「認知症基本法」が施行されました。

この法律は、認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支えあいながら共生する活力ある社会(=共生社会)の実現を推進しています。

地域で支え合っていくことが大切です。

認知症ハンドブック~認知症ケアパス~をご活用ください

誰もがなりうる認知症だから、正しい知識と適切な支援が大切です。

もの忘れ?認知症?と気になった方は、ぜひ認知症ハンドブックをご活用ください。

 

認知症ハンドブック表紙

pdfさくら市認知症ハンドブック~認知症ケアパス~(pdf 5.48 MB)

 認知症のリスクを減らす12のポイント

認知症は誰もがなりうるもので、現在「これを行えば絶対に認知症にならない」というものはありません。しかし、生活習慣の改善により発症のリスクを減らしたり、症状の進行を遅らせることができます。 毎日の暮らしの中で、できることから少しずつ始めてみましょう。

  1. 定期的な運動
  2. 禁煙
  3. 健康的な食生活
  4. 節度ある飲酒
  5. 体重のコントロール
  6. 血圧のコントロール
  7. 血糖のコントロール
  8. 脂質のコントロール
  9. こころの健康の維持
  10. 聴力の維持
  11. 知的活動への取り組み
  12. 社会的活動への参加

家族が作った認知症早期発見の目安

日常の暮らしの中で、認知症の始まりではないかと思われる言動を「認知症の人と家族の会」の会員の経験からまとめたものです。医学的な診断基準ではありませんが、暮らしの中で目安として参考にしてください。

もの忘れが目立つ

  • 今切ったばかりの電話の相手の名前を忘れる。
  • 同じことを何度も言う、問う、する。
  • しまい忘れや置き忘れが増え、いつも探し物をしている。
  • 財布、通帳、衣類などを盗まれたと人を疑う。   

判断・理解力が衰える     

  • 料理、片付け、計算、運転などのミスが多くなった。
  • 新しいことが覚えられない。
  • 話のつじつまが合わない。
  • テレビ番組の内容が理解できなくなった。

意欲がなくなる

  • 下着を替えず、身だしなみを構わなくなった。
  • 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった。
  • ふさぎ込んで何をするにもおっくうがり嫌がる。

人柄が変わる 

  • 些細なことで怒りっぽくなった。
  • 周りへの気づかいがなくなり頑固になった。
  • 自分の失敗を人のせいにする。
  • 「この頃様子がおかしい」と周囲から言われた。

不安感が強い

  • ひとりになると怖がったり寂しがったりする。
  • 外出時、持ち物を何度も確かめる。
  • 「頭が変になった」と本人が訴える。

時間・場所がわからない    

認知症かな !? と思ったときは

人は誰でも加齢と共に脳が衰え、年相応の自然なもの忘れがみられるようになります。一方で、脳の病気やケガによるもの忘れもあります。認知症は誰もがなりうるもので、高齢社会の日本にとって今や誰もが関わる可能性のある身近な病気となりました。認知症はそのタイプによって早期であれば治療や進行を遅らせることができる可能性があります。もの忘れに関して一人で悩まずに、かかりつけ医や下記相談先へご相談ください。

相談窓口

相談窓口一覧

相談窓口

連絡先 担当地域

地域包括支援センター 而今

685-3294

喜連川全域 、押上 、長久保、蒲須坂 、松島 、箱森新田 、松山新田

地域包括支援センター エリム

681-1150

上記地域を除く氏家地区

市役所 高齢課

681-1155

市内全域

脳神経内科(認知症外来)

国際医療福祉大学塩谷病院(矢板市富田77)

0287-44-1155

県北圏域の認知症疾患医療センター

佐藤病院 (矢板市土屋18)

0287-43-0758

もの忘れ相談会

もの忘れ相談会では、専門職(精神保健福祉士等)が中心となり、皆さまからのもの忘れに関する様々な悩みや相談をお受けします。相談者は本人や家族、知人等、どなたでも構いません。参加は無料で、申し込み等も必要ありません。相談会開催日に図書館にお立ち寄りの際にはお気軽にご相談ください。

【会場】 偶数月 … 氏家図書館  (2階 会議室)
            奇数月 … 喜連川図書館  (2階 視聴覚室)

【日程】 第3木曜日  午後2時 ~ 午後4時

オレンジカフェ(認知症カフェ)

オレンジカフェ(認知症カフェ)とは、認知症の人やその家族、医療や介護の専門職、地域の人など、誰もが気軽に参加できる「集いの場」です。参加者同士の交流で楽しい時間を過ごしたり、日頃の悩みを共有し合いながら認知症に理解のあるスタッフに相談もできます。

 

詳しくはこちらへ

認知症の人のために家族が出来る10ヵ条

はじめて認知症の人と向き合うとき、介護者にのしかかる戸惑いや不安、負担の大きさ…。
この10ヵ条は、これらに対応するための心構えとして「認知症の人と家族の会」が考えたものです。

  1. 見逃すな「あれ、何かおかしい?」は大切なサイン。
  2. 早めに受診を。治る認知症もある。 
  3. 知は力。認知症の正しい知識を身につけよう。 
  4. 介護保険など、サービスを積極的に活用しよう。 
  5. サービスの質を見分ける目を持とう。 
  6. 経験者は知恵の宝庫。いつでも気軽に相談を。
  7. 今できることを知り、それを大切に。
  8. 恥じず、隠さず、ネットワークを広げよう。
  9. 自分も大切に、介護以外の時間を持とう。
  10. 往年のその人らしい日々を。

このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
健康福祉部 高齢課 地域包括ケア推進係
住所:
〒329-1392 栃木県さくら市氏家2771番地
電話:
028-681-1155
FAX:
028-682-1305
(メールフォームが開きます)
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