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全国学力・学習状況調査結果(令和7年度)

掲載日 令和7年10月10日

全国学力・学習状況調査とは

児童生徒の学力や学習の状況を把握・分析し、今後の学習指導の改善に役立てることや教育に関する継続的な検証サイクルを確立することを目的に、文部科学省が実施しています。
今年度の調査内容は、小学校6年生(国語・算数・理科)と中学校3年生(国語・数学・理科)を対象に、教科に関する調査と質問紙調査を行います。

※この調査結果は、子どもたちが身に付けるべき学力の一部であり、学力や学習状況、学校の教育状況などのすべてをあらわすものではありません。

調査結果について

さくら市の児童生徒の学力がどの程度なのかは、次のような全国平均正答率と比較したポイントの差で示しています。

全国平均と比べた表し方

全国平均と比べて

+5.0P以上 大きく上回る

+2.0Pから+4.9P

やや上回る
-1.9Pから+1.9P 全国平均並み
-4.9Pから-2.0P やや下回る
-5.0P以下 大きく下回る

教科に関する調査

小学6年生

小学6年生の各教科を全国平均と比べると
教科 全国平均と比較して
国語 やや上回る

算数

やや上回る

理科 やや上回る
良い点
  • 国語では、文章と図表などを結び付けて必要な情報を読み取ることができていました。また、多くの児童が記述問題に取り組めており、自分の考えが伝わるように工夫して書くことができていました。
  • 算数では、平行四辺形の作図の方法や棒グラフの読み取り方について理解できていました。また、数直線上の数を分数で表したり、分数の足し算を正しく計算したりすることができていました。
  • 理科では、顕微鏡を操作し適切な像にするための技能や花のつくりや受粉についての知識が身に付いていました。また、温度による水の状態変化について説明することができていました。
課題
  • 国語では、自分の考えが伝わるように、必要な情報について図や表を活用し言葉と結びつけて書き表すことに課題がみられました。
  • 算数では、図形の角の大きさや台形の意味や性質についての理解について課題がみられました。
  • 理科では、電気の回路のつくり方や乾電池のつなぎ方について実験の方法を考えるなど、条件を決めて解決方法を考えて表現することに課題が見られました。
全国平均と比較した経年変化(国語・算数・理科

小学校6年生

中学3年生

中学3年生の各教科を全国平均と比べると

教科 全国平均と比較して
国語

全国平均並み

数学

全国平均並み

(全国平均は上回る)

理科 全国平均並み
良い点
  • 国語では、多くの生徒が自分の考えを記述することに取り組みました。自分の考えが伝わるように根拠を示して書いたり、資料や機器を用いて表現を工夫して書いたりすることができていました。
  • 数学では、相対度数の意味や必ず起こる事柄の確率について理解できていました。目的に応じて式を変形したり式の意味を読み取ったりして、式が成り立つ理由を説明することができていました。
  • 理科では、化学変化の分解や気体の性質について理解できていました。実験や科学的な探究活動から生じた新たな疑問や身近な生活との関連などに着目した振り返りをすることができていました。
課題
  • 国語では、自分の考えが明確になるように、論理の展開に注意して、話の順番を入れ替えるなど構成を工夫することに課題が見られました。
  • 数学では、素数の意味や多角形の外角の意味の理解について課題がみられました。図形の条件を変えた場合の証明を改善することに課題が見られました。
  • 理科では、呼吸を行う生物の生命を維持する働きや、元素を記号で表すことに関する知識の定着に課題が見られました。
全国平均と比較した経年変化(国語・数学・理科)

中学校3年生

 

質問調査

児童生徒質問調査が、オンラインによる回答方式で実施されました。

これは、子どもたちの学習意欲、学習方法、学習環境、家庭学習などに関する調査です。

 

さくら市で重点的に取り上げている項目について

小学6年生について
小学6年生 全国平均と比較して
国語がよくわかる児童 やや上回る
平日1時間以上勉強している児童 大きく上回る
自分にはよいところがあると思う児童 全国平均並み

 

中学3年生について
中学3年生 全国平均と比較して
国語がよくわかる生徒 やや上回る
平日1時間以上勉強している生徒 大きく上回る
自分には良いところがあると思う生徒 やや上回る

さくら市の子どもたちのよいところ

  • 学校に行くのは楽しい。
  • 読書が好き。
  • 学校の授業以外に家で勉強をしている。
  • 人の役に立つ人間になりたい。
  • 自分にはよいところがある。
  • 分からないことやくわしく知りたいことがあったときに、自分で学び方を考え、工夫することができている。
  • 先生はよいところを認めてくれていると思う。

学校と家庭で子どもたちのために大切にしていきたいこと

○自己肯定感・自己有用感を高める。

「自分にはよいところがある」「先生からよいところを認められている」「生活の中で、幸せな気持ちになることがある」とさくら市の子どもたちの多くが回答しています。特に、中学生は「人の役に立つ人間になりたい」と回答している割合がとても高いです。

  • 子どものよいところや頑張りに目を向けて、ほめましょう。
  • 失敗してもあきらめずに挑戦する姿を応援しましょう。
  • 子どもと向き合い会話を重ねることで、心のつながりをさらにしっかりしたものにしていきましょう。

 

○家庭での過ごし方を見直し、子どもたちと話す時間や機会を増やす。

スマートフォンの使用時間が一定程度を超えると、学力調査のスコアが低下傾向

(文部科学省・令和6年度経年変化分析調査結果)

経年調査

今年公表された全国的分析調査結果では、児童生徒の過ごし方としてゲーム、タブレット、スマートフォンの使用時間が増加し、勉強時間が減少したという結果が出ています。

  • 家庭での学習やゲーム、SNS等の約束を親子で話し合ってつくり、習慣になるよう応援しましょう。
  • 家庭で学校生活や学習、子ども自身に関することについて話題にし、家族で話す時間を増やしましょう。
  • 親子で、読書に取り組んだり、地域行事へ参加したりしてみましょう。
  • タブレットを有効に活用しましょう。

家庭でできる学力アップ5箇条

  1. 規則正しい生活習慣を整えましょう!
    (早寝・早起き・朝ごはんを大切に。)
  2. 規範意識を身に付けさせましょう!
    (良いことはほめ、だめなことはだめと叱って。)
  3. 自己有用感をもたせましょう!
    (「ありがとう」、「助かるよ」の言葉かけを。)
    ・自己有用感とは、自分が人の役に立っているという気持ちです。
  4. 親子の会話をしましょう!
    (学校での出来事や時事問題を話題に。)
  5. スマートフォンやタブレットなどを使う目的や時間を話し合い、ルールを決めましょう!
    (ゲームやインターネットの利用時間が1時間を超えると、いくら勉強しても成績が下がるというデータもあります。利用は1時間までに。)

学力向上に向けた取り組み

  1. 学力調査結果の分析、学力向上改善プラン・レポートの作成と実践

  2. 学力向上推進リーダー派遣事業【H30~】
    →深い学びに向けた授業改善
    若手教員の指導力向上

  3. 漢字検定・英語検定の助成【R2~】

  4. さくら市学力調査の実施【H29~】
    → 年度途中(12月)に実施。課題を把握し、年度内にその対策を行う。

  5. 放課後や土曜日、中学校での学習支援事業(さくら未来塾)の実施【H30~】
    → 水曜日の放課後、数学と英語の補習を中心に実施。
    土曜日10月からの中学校3年生を対象にした受験対策の実施。
    地域の学習サポーター等を講師とした学習支援。

  6. 学力向上推進研修会の実施【H29~】
    → さくら市の学力向上に向けた取り組みの共有。
    各校の課題解決に向けた具体的な方策の検討。
    専門家の意見を受けて新たな視点からの検証。

  7. 小中一貫教育の推進【R3~】
    → 小中一貫教育全体構想をもとに表現力の育成を重点に相互授業参観を実施。

  8. 多層指導モデル MIMの導入【R2~】
    → 小学校1・2年生を対象に、読みの流暢性を通しての読解力の向上を図る。

  9. 小学校教科担任制の導入【R4~】

  10. さくら市の4読(読書の推奨)

※このほかにも、各校ではそれぞれの実情に合わせて様々な取り組みをしています。
学校と家庭、地域の連携が子どものよさを伸ばします。今後ともご協力をお願いします。

さくら市クロームブック(タブレット)利用上のルール(家庭用)

1目的

学校で貸し出すクロームブックは学習活動のために使うことが目的です。学習活動に関わることだけに使わせてください。

2利用における注意事項

  1. お子様には、利用上のルールを遵守させてください。ルールを守れない場合は、貸出を禁止する場合があります。
  2. 家庭での保管は、保護者の目の届くところにお願いします。また、使用する場合は基本的に保護者がいる環境でお願いします。
  3. 端末の回線接続に関するサポートは、学校では行いませんので、各家庭において接続してください。
  4. 自宅から学校へ持参する前に、十分に充電してください。
  5. 使用するときは、お子様の姿勢を良くし、画面に近づきすぎないように注意してみてください。
  6. 30分に一度は遠くを見るなど、ときどき目を休ませてください。また、寝る30分前は使わせないようにしてください。
  7. インターネットには制限がかけられていますが、もしもあやしいサイトに入ってしまったときは、すぐに画面を閉じさせてください。
  8. 使用する時間は、お子様とよく話し合い、長時間使用させず、細かい休憩を取らせてください。
  9. 管理者が使いにくくなるため、クロームブックのデスクトップのアイコンの並び方や位置、背景の画像、色などの設定は勝手に変更しないようにさせてください。
  10. クロームブックに不具合が出たときは、すぐに学校に報告してください。また、故意に破損・紛失した場合は、弁償していただくこともあります。

保護者へ配布したリーフレット

pdf令和7年度学力調査結果リーフレット(pdf 624 KB)


アクセス数
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
教育委員会 学校教育課 学校支援係
住所:
〒329-1492 栃木県さくら市喜連川4420番地1
電話:
028-686-6620
FAX:
028-686-5336
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