クビアカツヤカミキリの被害拡大防止について
特定外来種クビアカツヤカミキリの被害拡大防止にご協力ください
クビアカツヤカミキリとは?
特定外来生物クビアカツヤカミキリは、サクラやウメ、モモなどのバラ科樹木を食害して枯らしてしまう国の特定外来種に指定されている外来昆虫です。
県内では南西部を中心に被害が発生しておりましたが、令和4年8月に市内でも被害が確認されました。
今後更に被害が拡大する恐れがあります。
この害虫による被害とは?
幼虫が生きたまま樹木の内部に入り込み、1~3年かけて樹木の内側を食い荒らし、その結果樹木が弱り、やがて枯れてしまい、倒木の恐れが懸念されております。
樹木からクビアカツヤカミキリによるフラスが確認されると被害となります。
※フラスとは糞や木くずの混じった棒状もの
どんな樹木に被害が出るか?
バラ科の樹木のうち
「サクラ、ウメ、モモ、スモモ、プルーン、アンズ、サクランボ、アーモンド」に被害の可能性があります。
これら以外の樹木に被害を確認したことはありません。
放っておくとどうなるの?
モモ、梅などの農産物の生産へ大打撃になるだけでなく、観光資源であるさくらなどに被害が及び、花見ができなくなる可能性があります。
早期発見、早期防除(伐採)が被害拡大の防止に繋がります。本市の桜を守るため、皆様の監視の目が必要です。ご協力をお願いいたします。
フラスを見つけた場合
クビアカツヤカミキリが排出するフラスをみつけたら、幼虫が羽化しないようネットにより防除していいただき、伐採による防除対策をしていただくようお願いいたします。
※本市では伐採費用の一部に対しまして補助事業がございます。詳細はこちらのページをご覧ください。
ご自宅にバラ科の樹木を所有している方
ご自宅に、「サクラ、ウメ、モモ、スモモ、プルーン、アンズ、サクランボ、アーモンド」の樹木を所有している方は、フラスが排出されていないか、定期的にご確認をお願いいたします。
成虫を見つけたら
成虫を見つけたら踏み潰すなどして捕殺してください。
キーキー鳴いたり、噛み付いたりするので、注意が必要です、また、強い匂いを放つので、手袋をするなど対策が必要です。
樹木に大量のフラスが発見された場合は幼虫が羽化する可能性がありますので、拡散防止の対策が必要です。以下の詳細資料を参照してください。