農作業中の熱中症に注意しましょう
掲載日 令和7年7月31日
更新日 令和7年8月1日
農作業中の熱中症による死亡者数は特に7月から8月に集中しており、70代以上の高齢者が大多数を占めています。
一方で、熱中症による救急搬送人員数は、5月頃から発生し、初秋までにわたり多くなっており、真夏以外の期間にも注意が必要です。
夏の農作業で気を付けること
日中の気温の高い時間帯を外して農作業を行いましょう
特に70歳以上の方は、のどの渇きや気温の上昇を感じづらくなるので、高温時の作業は極力避けましょう。
こまめな休憩と水分・塩分補給をとりましょう
- のどが渇いていなくても、20分おきに毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給しましょう。
- 涼しい日陰などで作業服を脱ぎ、体温を下げましょう。
熱中症予防グッズを活用しましょう
屋外では帽子、吸汗速乾性素材の衣服やファン付きの作業着、屋内では送風機やスポットクーラーなどを活用しましょう。
単独作業は避けましょう
作業は2人以上で行うか、時間を決めて水分・塩分補給の声かけを行うなど、定期的に異常がないか確認し合うようにしましょう。
高温多湿の環境を避けましょう
- 作業場所には、日よけを設けるなど、できるだけ日陰で作業をするようにしましょう。
- ハウス等の施設内では、断熱材を使用したり、風通しを良くするなどして気温や湿度が高くなりすぎないようにしましょう。
熱中症が疑われる場合の処置
暑い環境で体調不良の症状がみられたら、すぐに作業を中断しましょう
代表的な症状は以下のとおりですが、熱中症には特徴的な症状がなく、「暑い環境での体調不良」はすべて熱中症の可能性があります。
- 手足がしびれる、冷たい
- めまい、吐き気がする
- ズキンズキンとする頭痛がある
- 汗をかかない、体が熱い
- 意識の障害がある
- 体がだるい
- まっすぐに歩けない
応急処置を行いましょう
- 涼しい環境へ避難しましょう
- 服をゆるめて風通しをよくしましょう
- 水をかけたり、扇いだりして体を冷やしましょう
- 水分、塩分を補給しましょう
病院で手当てを受けましょう
意識がない場合、自力で水が飲めない場合、応急処置を行っても症状が改善しない場合は、すぐに医療機関で診察を受けるようにしてください。
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