公害調査結果(大気・騒音)
公害関連(大気・騒音)調査
本市では、市民の健康保護と生活環境の保全を図るため、大気環境と騒音環境の常時監視(年1回)を実施しています。
定点観測について
業務委託により、24時間体制で大気・騒音の連続測定を行っています。測定は自動測定機器により実施しています。
観測地点は市内全域の環境を総合的に把握できるよう選定しています。
検査結果は環境保全対策の基礎資料として活用するとともに、このホームページで定期的に公表し、市民の皆様の環境保全活動や日常生活にお役立ていただければ幸いです。
大気環境調査
大気汚染調査は、栃木県が大気汚染防止法に基づき県内の常時監視測定を実施していますが、本市でも独自に大気汚染の調査を実施しています。(氏家図書館付近において年1回)
調査日 | 二酸化硫黄(So2) | 浮遊粒子状物質(Spm) | 二酸化窒素(No2) | |
単位 |
ppm | mg/m3 | ppm | |
令和2年度 (令和3年3月9日から3月11日) |
最大値 | 0.0015 | 0.0255 | 0.0313 |
平均値 | 0.0004 | 0.0117 | 0.0088 | |
最小値 | 0.0001 | 0.0039 | 0.0014 | |
令和3年度 (令和4年2月15日から2月17日) |
最大値 | 0.0011 | 0.0258 | 0.0293 |
平均値 | 0.0005 | 0.0104 | 0.0118 | |
最小値 | 0.0003 | 0.0011 | 0.0018 | |
令和4年度 |
最大値 | 0.0005 |
0.0622 |
0.0225 |
平均値 | 0.0003 |
0.0181 |
0.0043 | |
最小値 | 0.0002 |
0.0002 |
0.0011 | |
令和5年度 |
最大値 | 0.0003 | 0.0155 | 0.0240 |
平均値 | 0.0001 | 0.0070 | 0.0086 | |
最小値 | 0.0000 | 0.0000 | 0.0008 | |
令和6年度 (令和6年12月23日から12月25日) |
最大値 |
0.0007 | 0.0215 | 0.0211 |
平均値 | 0.0005 | 0.0066 | 0.0082 | |
最小値 | 0.0003 | 0.0000 | 0.0011 |
物質名 | 二酸化硫黄(So2) | 浮遊粒子状物質(Spm) | 二酸化窒素(No2) |
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環境上の条件 | 1時間値の1日平均値が0.04 ppm以下であり、かつ、1時間値が0.1ppm以下であること。 | 1時間値の1日平均値が0.10mg/ m3以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/ m3以下であること。 | 1時間値の1日平均値が0.04 ppmから0.06ppmまでのゾーン内またはそれ以下であること。 |
主な発生原因 | 重油等の燃料中に含まれる硫黄成分の燃焼酸化による。 | 工場等からのばい煙、自動車の排出ガス等による。 | 空気中の窒素や燃料中に含まれる窒素分が燃焼中に酸化され生成される。 |
環境騒音調査
年に1度、市内3地点で24時間体制で測定を実施しています。
基準超過は確認されていません。
新幹線騒音調査
年に1度、市内1地点で「新幹線鉄道騒音に係る環境基準について(昭和50年環境庁告示第46号)」及び「新幹線鉄道騒音測定・評価マニュアル(平成27年10月 環境省)」により測定しています。
一部の時間帯・車両において、環境基準値が未達成であることが確認されています。
本市の対応
本市では新幹線沿線市町で構成する「栃木県東北新幹線公害対策連絡会議(事務局:県)」に加盟し、新幹線鉄道沿線住民の生活環境の保全を図るため、東日本旅客鉄道(株)大宮支社に対して要望活動を行っています。
今後も、他県、他市町との連携を強化し、鉄道事業者へ測定結果の通知と改善要請を継続して実施します。
本市では引き続き騒音対策に取り組み、生活環境の保全に努めていきますので、ご理解のほどよろしくお願いします。