光化学スモッグ・PM2.5について
掲載日 令和6年2月27日
更新日 令和6年2月29日
光化学スモッグとは
光化学スモッグは、「光化学オキシダント」が空中に留まり高濃度化し、大気中が白くもやがかかった状態になることをいいます。
「光化学オキシダント」は自動車や工場などから排出される窒素酸化物や揮発性有機化合物が太陽の紫外線を受けて、光化学反応することで生成します。
光化学スモッグが発生すると、目がチカチカする、頭痛がする、喉が痛いなどの症状を引き起こします。
光化学スモッグは、春から夏にかけて、日差しが強く、気温が高く、風が弱い日に発生しやすくなります。
光化学スモッグ注意報が発令されたら
- 屋外での激しい運動は避けましょう。
- 不要不急の車の運転は、なるべく避けましょう。
- 目がチカチカしたり、のどが痛くなった時は、洗眼したりうがいをしたりして、しばらく安静にしましょう。
- 洗眼やうがいをしても症状が良くならないときや呼吸困難、手足のしびれなどの症状がある時は、すぐに医師の診療を受けましょう。
PM2.5とは
微小粒子状物質(PM2.5)とは、大気中に浮遊する粒子のうち、大きさが2.5マイクロメートル(1マイクロメートル=1000分の1mm)以下の物質のことをいいます。
PM2.5は非常に小さいため、灰の奥深くまで入りやすく、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患への影響が懸念されています。
発生源は、自動車や工場(ボイラー、焼却炉等)の排ガス、火山灰や黄砂、土埃などがあります。
また、排ガスに含まれる窒素酸化物や硫黄酸化物、工場や森林等から排出される揮発性有機化合物等のガス状物質が、大気中で光やオゾンと反応して生成されます。
PM2.5の注意喚起が発令されたら
- 屋外での激しい運動は避けましょう。
- 不要不急の車の運転は、なるべく避けましょう。
- 屋内においても換気や窓の開閉を必要最小限にしましょう。
- 呼吸器系・循環器系疾患のある方、子ども、高齢者等はより慎重に行動しましょう。
県内の大気汚染状況に関する情報はこちら
情報については、下記のページで公開しています。
栃木県では県内の光化学スモッグやpm2.5などの大気汚染状況を監視しています。
栃木県が発令する光化学スモッグ注意報、PM2.5注意喚起情報は、県防災メールで配信されます。
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