特定外来生物「オオキンケイギク」に注意
掲載日 令和6年5月15日
更新日 令和6年5月16日
オオキンケイギクとは
5月から7月頃にかけて咲くオオキンケイギクは、鮮やかな黄色い花をつけるキク科の植物で、市内でも道端や河川敷などで見かけられています。
オオキンケイギクは、繁殖力が強く、在来種を駆逐しており、日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として、外来生物法による「特定外来生物」に指定され、栽培や運搬、販売、野外に放つことなどが原則禁止されております。
特徴
花びらの特徴
- コスモスに似た形状で、直径5cmから7cmの頭状花(茎の先端に1つの花が付く)
- 花びら(舌状花)の色は黄橙色で、花の中央部(管状花)も同じ色
- 花びらの先端が不規則に4から5つに分かれる
葉の特徴
- 細長いへら状で、対生(茎の両側に葉がある)
- 葉の両面には荒い毛があり、葉の周囲はなめらか(鋸歯がない)
- 葉の一番幅がある部分の幅は、1cm程度
- 成長がすすんだ葉は、3から5枚の裂片に分かれる。裂片は楕円形
駆除の方法
- 多年草のため、根が残ると再び生えてくるので、根元から株ごと引き抜きましょう。
- 種子や根を落とさないように袋に入れ、密閉し、枯らしてください。
- 土はなるべく落とし、燃えるごみとして処分してください。
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