新年がスタートして早くもひと月。「氏家駅周辺の魅力向上」や「お丸山全山プロジェクト」、そして「行政区重視の市政」など新しい取組みを念頭にしながら、次年度予算案を作成しています。
そんな中、道の駅きつれがわ『本館』が内装などを一新してリニューアルオープン。昨年の火災では利用者の皆様や関係各位にご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。このピンチを何とかチャンスに、の意気込みを以て一丸となって取り組んできました。市の重要な発信拠点、今後も次々と新しい取組みを図ります。どうぞご利用下さい。
そして我が市には、素晴らしいレガシーがある。強く再認識したのは「渡辺清絵日記」です。凄いものです。ふるさと挾間田に生きた、一人のごく普通の農民が遺したものと紹介されてきましたが、一度ご覧になっていただければ、普通のものではないことが立ちどころに解ります。35冊にわたる記録はまさに『ふるさとの記憶』です。将来に渡って、時を経るごとにその価値は更に高まっていくでしょう。ミュージアム元館長の中野英男さんが新たにその世界をまとめて上梓して下さいました。

    令和5年2月1日                                                               さくら市長  花塚  隆志

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